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化粧品業界ならではの「不合格理由」は?コンサルタントが語る3つのポイント

公開日:2019/12/03 更新日:2019/12/18
化粧品業界ならではの「不合格理由」は?コンサルタントが語る3つのポイント

実際にあった化粧品業界応募者の「不合格事例」

転職活動では、業界を問わず重視されるマナーやルールの他、その業界ならではのNGポイントがあります。中には、他業界では重視されない独特な点も。

今回は、化粧品業界で実際に起きた不合格事例について紹介します。

①求められているものとズレた経験

ひと口に「化粧品」といえども、スキンケア商品やメイクアップ商品、ヘアケア商品など、扱われているものは多岐に渡ります。

同じ商品開発に携わる仕事であったとしても、スキンケア商品とメイクアップ商品とでは経験している内容が異なるため、募集企業が求める経験と自分の経験とがズレている場合は選考に通らないというケースが大半です。

同業界、同職種の経験があるにも関わらず、ズレが原因で落とされてしまうのは厳しいと感じる方もいるかもしれません。しかし、化粧品業界の研究・開発職には、それほどに経験による違いがあり、マッチする経験を求められる傾向があるのが現実なのです。

②「おしゃれ髭」が理由に。健康的・清潔感のある見た目が大切

以前実際にあった事例で、不合格理由に「髭が気になる」といった理由が挙げられたことがありました。化粧品業界は髪型や髭などのファッション性に比較的寛容な業界であり、最近では男性の髭に対しても以前ほど違和感や不快感をもつ企業は減っていますが、まだその価値観は企業によって異なります。あまりにも個性が強すぎる場合は清潔感の観点でNGとされるケースもあります。無精髭は言語道断ですね。

また極端に太りすぎ・痩せすぎといった体型が健康的なイメージと相反するため採用のハードルになるケースもあります。もちろん表情や立ち居振る舞いを含めての判断になりますので体型だけでNGになることはありませんが、健康的に見えるかどうかは一つのポイントです。

同様に見た目の観点で、履歴書に添付した写真写りを理由に不採用となったケースもあります。最近では、書類選考時に証明写真を添付しなくてもいい業界が増えており、添付した場合であっても採用可否の判断材料としてはそれほど重要ではないケースが多いです。

しかし、化粧品業界に関しては、証明写真の添付は基本的に必須。写真から受けるイメージも重要な採用可否の材料となります。化粧品業界への転職を希望される方は、きちんとフォトスタジオで撮影した証明写真を用意することをおすすめします。また、証明写真に関する判断では、女性よりも男性の方がシビアに見られることも。女性の方が見た目への気遣いがなされていることが多いということも関係しているといえるでしょう。

抽象的にはなりますが、「化粧業界で働いている人」らしく見える健康さ、清潔感が男女ともに必須となります。

③ニオイも重要!面接前のタバコはNG

化粧品業界で他業界よりも重要視されるのは、見た目だけではなく、ニオイもです。喫煙者の方は、面接前の喫煙は控えましょう。

キーワードは「ブランドイメージ」。派手であればOKではない!

化粧品業界への就職のキーワードは、「ブランドイメージ」です。華やかなイメージから、派手な方がいいと思われる方もいるかもしれませんが、あくまでもブランドイメージに沿っていることが前提となります。ナチュラルやオーガニックを売りにしているブランドなのか、モードな印象のメイクアップ商品を多く取り扱うブランドなのかにより、見合ったメイク・髪型は異なるのです。

また、そのブランドへの愛がとにかく重要だと考えている方もいるかもしれません。しかし、実際にはブランド愛よりも仕事内容にマッチする経験やスキルの有無が問われます。想いだけではなく、活かせる経験をアピールすることが大切です。

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