【編集部ひと言コラム】#1 面接の日程調整メールこそ思いを込める!

【編集部ひと言コラム】#1 面接の日程調整メールこそ思いを込める!

GRANDIR編集部の丸山です。
6月に開催したウェビナー「”応募者をファンにする”仕掛け作り」の中で、”定例文で日程調整メールを行うのはもったいない”という内容がありました。

候補者に意欲高く次選考に挑んで頂くために「ぜひ二次面接にお越しください」の一言と、日程調整の内容だけでは少々難ありというもの。
どの部分が合う、良いと思ったのか、どのように評価してくれたのか、フィードバックを選考結果とセットで伝え、次選考の日程調整をする。がベターというものです。

私はこの内容をきいたときに天を仰ぐような気持ちでした。気持ちを言葉にするならば「しまった・・」ですね。
私は自社事業部の採用時に紹介会社との窓口を担当することもあるのですが、ここにおいて自分がしていたことは、恐らくNGだらけ。反省しかありません。

結果を早く伝えなくてはと結果だけの連絡になってしまうこともありましたし、面接での所感や評価などを紹介会社の担当者様へ伝えることはあっても、ご本人にどのように伝わるのだろうか、その先を意識できていませんでした。

ぜひとも次面接に進んでほしい場合には、ご本人へ伝えてほしい部分を明確に提示するべきだったと思います。もちろん紹介会社の担当者様が伝えてくれている場合もあるとは思いますが、”思う”という話なので、ここは拘るべきだったなと思っています。

「早く結果を伝えること」が候補者の意欲を上げるためには重要なことだと思っていましたが、それはもう“当たり前”なことで、今の採用市場では、その当たり前なことにプラス何ができるか、という部分で工夫してやっていくことが重要だということです。

採用手法の情報は常にアップデートしているつもりでしたが、選考結果の「伝え方」というちょっとしたことだけど大事なことが、抜け落ちてしまっていたなと反省しきりです。

内定フェーズになってから一生懸命口説いてくる企業と、面接の日程調整メールの段階からフィードバックをし、意欲を高めてくれる企業では、内定受諾率にも差がでてくるのではないでしょうか。

求人媒体やダイレクトリクルーティングなどで直接候補者の方とやり取りをされている方はぜひ、ひと言でも良いので面接での評価を入れてみることをオススメします。紹介会社を利用されている場合には、ここはそのまま伝えてほしいと、ご本人へ伝えたい内容を明示してみてください。

手間ではありますが、ひと手間の施策の積み重ねが、大きな変化、成果につながっていくのだと思います。