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管理栄養士を軸に、プロとして幅広い仕事に挑戦中。

2020/02/27
株式会社リンクアンドコミュニケーション
CPHO(Chief Public Health Officer)
事業開発マネージャー
管理栄養士/MPH(公衆衛生学修士)
佐々木さん

 

「世界中の誰もが、自然に健康になれる社会を創る」をミッションに掲げる株式会社リンクアンドコミュニケーション。

リンクアンドコミュニケーションでの栄養士の仕事は、一般的にイメージされるレシピ開発や栄養指導に留まらず、多岐に渡ります。管理栄養士であり、Chief Public Health Officer(CPHO)、事業開発マネージャーの佐々木さんにお話を伺いました。

※代表取締役社長の渡辺氏のインタビューはこちら

管理栄養士資格を軸に、4つの仕事を兼任中

──リンクアンドコミュニケーションでは、管理栄養士が携わる仕事がたくさんあると渡辺社長に伺いました。佐々木さんが携わっている仕事内容についてお聞かせください。

佐々木さん(以下、佐々木):ざっくり分けて、「アプリ開発」と「営業」、「研究チーム」でのプロダクトのエビデンスを作る仕事、社内の健康管理に携わる「健康経営プロジェクト」の4つの仕事に携わっています。

──非常にさまざまな仕事に携われているのですね。他の管理栄養士の方も兼任されているのでしょうか。

佐々木:4つ担当しているのは私くらいですね(笑)。2つ程度担当している管理栄養士はたくさんいますよ。私も入社時は2つで、アプリ開発と営業の担当でした。担当部署は適性により決められます。

──今、佐々木さんにとって新しくチャレンジしている仕事は何ですか?

佐々木:健康経営プロジェクトですね。今まではどちらかというと、アプリ開発や営業などプロダクトに関わる仕事をしてきました。健康経営プロジェクトでは、会社全体のことを考えるという意味で、私にとっては新しいチャレンジです。今は社員のストレスチェックや健康経営に関するイベントの企画開催のほか、働き方についても人事部と相談しながら考えているところです。そして、この自分たちの経験が、より良いサービス開発や営業に活かしていけると思っています。

──リンクアンドコミュニケーションではリモートワークを導入されていますが、導入後の働き方の変化についてはいかがでしょうか。

佐々木:良くなったのではないかと感じています。家族の体調不良や他の予定があって、自宅にはいたいけど仕事を休むほどでない、ということも多いかと思います。そうした場合に、家族も仕事も両立できる働き方なので、とてもいいのではないかと思っています。

──「管理栄養士」の枠をかなり超えて仕事をしているのですね。

佐々木:そうですね。顧客企業と接点がある仕事も、栄養士のイメージからは離れた仕事内容かもしれません。私が担当している新規アライアンスの営業では、お客様が明確に「これがほしい」と意思を固める前の段階で、「こんなことをやりたいんだよね」と漠然とした状態であることが大半なんです。相談ベースでお話した内容を、プロダクト化するのが仕事ですね。

自分の夢を叶えるため、就職を選んだ

──佐々木さんがリンクアンドコミュニケーションに入社した理由、きっかけについてお聞かせください。

佐々木:私、実は起業経験がありまして、就活をしたことがなかったんです。大学卒業後、25歳で起業をし、31歳で公衆衛生について学びたいと大学院に入りました。リンクアンドコミュニケーションとは、もともと同業者という関係性だったんですよ。そのご縁もあり、大学院を卒業後、入社したというのが流れです。

──独立志向が強かったのですか?

佐々木:私の学生時代は就職氷河期だったこともあり、栄養士の就職先に魅力的なところがなかったんです。そのため、はなから就職は考えていませんでした。周りにも起業する人が多かったので、心理的なハードルは高くなかったですね。ITに詳しい人が周囲にいたこと、初期費用をさほどかけずに始められるものということで、管理栄養士の国家試験対策サイトの運営を行っていました。私自身は、大学4年生までパソコンの電源を入れたことすらなかったのですが(笑)。

──大学院卒業後、正社員として働こうと思った理由は何でしょうか。

佐々木:自分は専門家として1番になる。だから、経営のプロと組みたいな、と。その経営のプロだと思ったのが、社長の渡辺です。自分が目指していることを目指し続けられるのも、もちろん弊社への入社を決めた理由です。「世界中の誰もが、自然に健康になれる社会を創る」が弊社のミッションですが、私の目標も「世界のみんなを健康にする」ことなので。

小学校5、6年生頃から、世界の人たちのために役立つことをしたいと思っていました。ただ、栄養士になることが夢というわけではなかったんですが(笑)。管理栄養士資格が取得できる大学に進んだのは、栄養士になりたかったわけではなくて、たまたま指定校推薦がある学校だったからなんです(苦笑)。

──そうなんですね!大学院で公衆衛生について学ばれたのは、では必然ともいえるのかもしれないですね。

佐々木:そうかもしれません。学生時代にはそこまで考えていなくて、明確に公衆衛生に興味を抱いたのは仕事をし始めてからですね。ただ、それまでも「目の前の人に対してだけ栄養士の仕事をしているのでは、あまりにも効率が悪い」とはぼんやり思っていました。何せ、私が見据えているのは「世界の人々」なので、マンパワーが足りない……(笑)。

──一人ひとり見ているのでは、確かに追いつかないですね。佐々木さん自身の今後の展望についてお聞かせください。

佐々木:世界の人に弊社のアプリを使ってもらいたいですね。もっと言えば、私が開発に関わったアプリがいいな。海外展開の際には、機会があればぜひ現地に行ってみたいです。あとは、今プログラミングも勉強しているんですよ。

──え、プログラミングですか。

佐々木:自動化できるものは何でも自動化させたくて。じゃないと、マンパワーが足りずに世界中の人には届けられない。自動化するにはプログラミングやAIの知識が必要です。なので、プログラミングスキルも身に着けたいですね。

強みを強みと認識して、高めていける人と働きたい。

──佐々木さんが思う、リンクアンドコミュニケーションに合う管理栄養士とは、どのような資質を持つ人でしょうか。

佐々木:公衆衛生マインドを持っている人です!

──公衆衛生マインドとは何ですか?

佐々木:公衆衛生は、英語の方が感覚として分かりやすいかもしれません。英語ではPublic health(パブリックヘルス)と言います。健康に貢献しようとする相手が、Public、つまり大衆や集団なんです。大衆の健康度を上げていきたいと考えるのが、公衆衛生マインドです。

逆説的にいうと、一対一の関わりだけに喜びを感じる人は合わないですね。これはいい・悪いではなく、向き・不向きの話ですが。弊社は直接お会いすることができない大多数が使うプロダクト、サービスを作っているので、直接「ありがとう」とお礼を言われるシーンは少ないです。それでも、「自分は大衆のみんなの健康のために活躍しているんだ!」ということを心から思えて、それを喜びに感じることができる人が当社に合っていると思います。

──最後に、求職者にメッセージをお願いします。

佐々木:語弊があるかもしれませんが、「才能ある人」と一緒に働きたいです。私の中で、「才能ある人」とは自分の強みを強みと認識していて、さらに強くしていける人です。栄養士に限らず、お金をもらって働いている人は、何らかのプロフェッショナルだと思うんですね。お金をもらっているのだから、アマチュアではないという意味です。私は、プロ意識のある人と一緒に働きたい。プロとしての自覚を持って自分の強みを磨き、ハングリー精神を持ち、ガンガン結果を出して、しっかりお給料ももらう。個人的には、そういう志向の方とぜひ一緒に働きたいと思っています。

リンクアンドコミュニケーションには、管理栄養士の資格を幅広く活かせる仕事、積極的にチャレンジしたい人を歓迎する雰囲気があります。エンジニアなど他領域のプロとも関わりながら働ける環境なので、おもしろいと感じられるのではないかと思いますよ。

 

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