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社員の前職は多種多様。風通しの良さも、“自由な発想”を活かせる理由─カラミノフーズ前編

2020/01/16
株式会社カラミノフーズ
営業企画グループリーダー 
商品開発 
唐島眸さん

営業企画グループ
リーダー
村田亘さん

世界のグルメ旅を国内製造にこだわり、安心・安全かつ手軽に楽しめる「世界のグルメ旅Ⓡ」を始めとした数々の商品。企画開発から製造・販売までを手掛けているのが、今回訪れた株式会社カラミノフーズです。

創業29年目を迎えるカラミノフーズでは、未経験者を積極的に採用しているのだとか。未経験で入社し、営業企画リーダーとして活躍中の村田さん、営業企画グループリーダーと商品開発とを兼任する唐島さんに、転職に至った理由やカラミノフーズの特徴についてお話を伺いました。

労働環境とやりがい。どちらか一方に偏るのは向いていないと気づいた

 

──まずは、カラミノフーズに転職することになった理由、これまでのご経歴について、村田さんからお聞かせください。

村田さん(以下、村田):カラミノフーズが3社目の会社でして、入社3年目を迎えました。営業として働くのは、ここが初めてでしたね。

大学では水産関係について学んでおり、1社目は水産会社に入社。百貨店などに入っている水産食品コーナーで、いわゆる魚屋さんみたいな仕事をしていました。興味関心のある職種だったのですが、労働環境が厳しく、「ずっと働き続けられる環境ではないな」と思い転職しました。

2社目は、保険業界です。両極端なことに、この会社はホワイトもホワイト、残業はないどころか、「してはいけない」社風でした。自発的に勉強したいと思っても、ログイン時間やファイルの保存時間をチェックされてしまう体制だったため、それもできず、消化不良な感覚がありました。

さらに、そもそも僕が興味を持っているのは食品系。労働環境を重視してそこは割り切ったつもりでしたが、興味がないと全力投球しづらい。転職してみて「全力投球できない環境は自分には向いていないんだな」と気づき、今回の転職に至りました。

カラミノフーズに興味を抱いたのは、世界のグルメというおもしろい商品を扱っている会社だったからです。同じ食品でも、ユニークなものを扱っているところで働きたいなと思っていたので。カラミノフーズはやるべき時間内にやるべき仕事をできるようにする考え方なので、労働環境は適切で働きやすいですね。

夢だった商品開発。未経験OKの社風が挑戦を後押ししてくれた

──お次、唐島さんのこれまでのご経歴、転職理由はいかがでしょうか。

唐島さん(以下、唐島):私もカラミノフーズが3社目です。管理栄養士の資格を持っているので、これまで資格を活かせる仕事に就いてきました。

1社目は某デパートの食品部です。栄養に関する話をお客さんにしたり、栄養表示を作ったり、レシピを考案したりしていました。2社目は保育園で、給食を作る調理員として働いていました。

もともと大学で管理栄養士の資格を取ったのは、食品関連の仕事をしたいと思っていたからなんです。その中でも「商品開発」は憧れで、いつかできたらな~と思っていたのですが、未経験から入れる会社はほぼなくて。半ば断念していたんですが、未経験者を歓迎してくれるカラミノフーズに出合って、転職にチャレンジしました。

入社4年目を迎える今は、商品開発にも携わりながら、営業としても活動しています。

入社の決め手は「この人と働いてみたい」。風通しの良さを面接でも実感

──カラミノフーズが未経験者を歓迎しているのは、なぜなのでしょうか。

村田:食品業界の常識に縛られず、自由な発想で仕事をしてほしい考えがあるからです。

唐島:固定概念がない分、思考の自由度が高いんですよね。異なるフィールドで働いてきた人が多いので、面白さがあります。

──社員の方の年齢層はいかがですか?

村田:若い人が多いですね。社長、長く社長と働いてきた50代後半の方から、いきなり20~30代前半くらいになる。

唐島:平均年齢も20代後半くらいなんですよ。

──30代後半~40代といった中間世代がいないのはなぜですか? 「長続きできない会社だから間の層が抜けてしまっている」ケースもあると思うのですが……。

村田:確かにそういった可能性もありますね(笑)カラミノフーズはそうではなくて、創業から20年間くらいは、会社を作った社長の他、社員は今も在職している50代後半の方、もうひとりいた方の合計3人。残りはパートさんしか雇っていなかったんです。

──社員をそもそも採用していなかったんですね。

唐島:冷凍食品を手掛け始めてから、急に業績が伸びたのだそうです。そのタイミングから「これは社員を増やさないと」と採用を始めたので、間の年代がいないんですよ。また、中途採用で若い層が多くなっているのは、未経験者を歓迎する社風があるからだと思います。

村田:あと、カラミノフーズが扱っている世界のグルメを好む層の多くが若い世代の方であるのも理由でしょうね。

村田:工場との商談や立会にもどんどん行けますし、おそらく一般的な営業と比べると商品開発にもコミットできる営業なのではないかと思っています。面接時に「工場に行ってみたいんです」と尋ねたのですが、「どんどん行っていい」と言ってもらえましたね。

唐島:面接といえば、弊社は面接がフランクなんですよね。

村田:社長面接だけじゃなく、営業職や希望部署の先輩社員と会社や仕事の内容について話せるんですよ。

唐島:私も商品開発の先輩と話したんです。やっぱり面接の場だと、会社のいい面についての話が多くなりがちじゃないですか。でも、その先輩は厳しい面も屈託なく話してくれたんです。不安や心配はあったのですが、その話でカラミノフーズの仕事って楽しそうだなと思えたのは大きかったですね。その先輩社員の方と一緒に働いてみたいと思ったのも決め手のひとつでした。

社長には「なんだよ、俺が決め手じゃないのかよ(笑)」って言われたんですけど(笑)この間入社した方も、部署の先輩と面接で話して、「ここで仕事をしてみたい」と思って入ったらしいです。転職先の決め手は人それぞれですが、「この人と働いてみたい」という理由も素敵だなと思っています。

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