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面接の第一印象は「身だしなみ」が決める!業界別のポイントも押さえておこう

公開日:2020/07/30 更新日:2020/10/05
面接の第一印象は「身だしなみ」が決める!業界別のポイントも押さえておこう

面接において、まず面接官に印象を与えるのはあなたの見た目です。人の印象は最初の数秒で決まるとも言われるなか、面接では「見た目で悪印象を与えないこと」も、面接の中身同様に重要だといえます。

本記事では、面接前にチェックしておきたい身だしなみについてご紹介。
後半ではRD SUPPORTのコンサルタントに聞く食品業界、化粧品業界、バイオ・ヘルスケア業界それぞれで好まれる身だしなみについてもご紹介します。

身だしなみを整えるのは社会人としてのマナー

面接は、履歴書など、書類選考だけではわからない人柄を見るための場であるともいえます。しかし、だからといって外見に気を配らなくて良いわけではありません。目から入る情報による印象は大きいもの。そのあとで語られる話の内容がいくら良くても、最低限の身だしなみが整えられていなければ内定には繋がりにくいのです。

「中身でカバーできる」「面接の内容が重要」と過信せず、社会人としてきちんと身なりを整えておきましょう。

面接時の身だしなみとは

面接時の身だしなみについて、一般的なマナーを男女別にご紹介します。
なお、以下で紹介している例は、スーツスタイルの場合です。

男性編

スーツ
男性はスーツが基本。色はネイビーやダークグレー、柄のないシンプルかつベーシックなスーツが無難です。新卒就活時に身につけていたリクルートスーツではなく、社会人になってから身につけるスーツのほうが、大人らしい安心感、安定感を相手に与えられますよ。

シャツ、ネクタイ、ベルト
シャツやネクタイに関しても、一般的には華美なものは選ばないほうが良いでしょう。また、シャツにはきちんとアイロンをかけ、襟や袖口がよれていたり汚れていたりしないかチェックしておきましょう。ベルトも悪目立ちしないものを選びます。スーツに合う色合いの革ベルトがベターです。

靴下、靴
靴下も黒や濃紺といった目立たない色の無地を選んでおくと間違いないでしょう。靴はレザーのビジネスシューズを選びます。

小物類
腕時計をつける場合は、目立たないシンプルなものを選びます。あからさまにブランド品とわかるものは避けたほうが無難です。

鞄は黒、濃紺、ブラウンのビジネスシーンで使えるものを選びます。A4サイズが入るものが基本です。

アクセサリーに関しては、結婚指輪以外のものは外しておきます。

髪型
清潔感が重要です。フケがスーツに落ちている、寝ぐせがついたままといった状態はNG。無難で良いので、小ざっぱりとした印象を与えられる髪型にしておきましょう。前髪が目にかかると印象が良くないため、切っておくかワックスやスタイリング剤を使って流すようにします。

女性編

スーツ
ネイビーやグレーの他、ベージュやライトグレー、キャメルといった明るい色合いのものでも問題ありません。ボトムはパンツ・スカートのどちらでもOK。ジャケットとセットになっているものであれば間違いないでしょう。ビジネスシーンで着られるワンピースもありますが、面接時は何も言われなければスーツを選ぶほうが無難です。

シャツ、ブラウス
白、または淡い色合いのものを選びます。透けない程度の厚みのある生地、かつ第1ボタンを外したときに胸元が開きすぎないものを選びましょう。

ストッキング
ナチュラルカラーのストッキングが無難です。

香水
面接時にあえてつけていく必要はないでしょう。香水だけではなく、柔軟剤や髪のスタイリング剤にも注意。強い香りは好みが分かれるためです。


黒いパンプスがベストです。ヒールはあまり高すぎない、5cm程度のものが良いでしょう。


A4サイズが入る、スーツに合うものを選びましょう。

小物類
アクセサリー、腕時計ともに悪目立ちするものは避けましょう。迷ったときはつけないほうが無難です。ネイルに関しても、やたらと目を惹く色・デザインは避けましょう。爪の長さもあまり長すぎないようにしておきます。

髪型
染髪している場合は、「プリン」になっているとだらしない印象になってしまいます。染め直しておく、地毛に近い色に戻しておくようにしましょう。一般的には極端に明るいカラーリングはやはりネガティブな印象に繋がりがちです。

前髪は目にかからないように切る、または横に流します。肩よりも髪が長い場合は、ハーフアップやまとめ髪にしておくと邪魔にならずにさっぱりした印象を与えられます。ただし、新卒就活時のようにぴっちりした一つ結びにする必要はありません。

メイク
ふだんノーメイクであっても、面接時にはナチュラルメイクをするほうが良いでしょう。スーツに見合う印象にしておくことが大切です。

盛るメイクではなく、引き立てるメイクが重要。アイメイクやチーク、リップは悪目立ちしないようなものを選びましょう。

RD SUPPORTが専門とする3業界ならではの身だしなみとは

RD SUPPORTが専門としているのは、食品業界、化粧品業界、バイオ・ヘルスケア業界の3業界です。

実際の採用現場を知るRD SUPPORTのコンサルタントに、それぞれの業界で好まれる身だしなみの傾向について教えてもらいました。

食品業界で好まれる身だしなみ

食品業界で好まれる人物像は「無難」。真面目そう、信頼できそうな人柄が求められているのです。見た目にも真面目そうな人柄が表れている人ほど好まれやすい傾向があります。

そのため、前章でご紹介した「一般的な身だしなみ」ができていればOK。染髪をしている場合も、暗い色合いが無難です。

また、「無難さ」に加えて「清潔感」にも気を配りましょう。どの業界にとっても大切なポイントではありますが、食品業界は「食」を扱う仕事柄、より清潔感が求められるためです。盲点になりがちなのは爪です。伸びていないか、派手なネイルを施していないかなど、食に携わる者として他者に安心感を与える身だしなみを意識しましょう。

化粧品業界で好まれる身だしなみ

化粧品業界では、企業によって好まれる身だしなみが異なります。国産の老舗メーカーと外資メーカーとでは、抱くイメージが違うのは想像しやすいのではないでしょうか。面接では企業のブランドイメージにそぐうかどうかも見られているため、メイクやヘアカラーは企業カラーに合わせて考慮してみましょう。

スーツ等、服装に関しても同様です。必ずしも一般的な無難なスーツでなければならないわけではありません。なかには「スーツ以外」とする企業もあるでしょう。ただし、大前提として清潔感がある、ビジネスシーンで恥ずかしくない服装を意識しましょう。

バイオ・ヘルスケア業界で好まれる身だしなみ

バイオ・ヘルスケア業界は、食品業界同様「一般的な身だしなみマナー」が守られていればOKです。髪型や爪の長さをチェックし、清潔感のある身だしなみを意識したいものですね。

見た目の印象でもったいない減点は避けましょう

清潔な身だしなみは、社会人としての最低限のマナーです。業界を問わず、相手に不快感を与えない身なりを整えましょう。
最近では、「スーツ以外」「私服で」と指定されるケースもありますが、この場合もあくまで「ビジネスシーンにおける服装」が前提です。

見た目で与えた悪印象を挽回するのは至難の業。基本スタイルを押さえて、もったいない減点のないようにしたいものですね。

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